風にふるえる 緑の草原
たどる 瞳かがやく 若き旅人よ
おききはるかな 空に鐘が鳴る
遠い ふるさとにいる 母の歌に似て
や がて冬がつめたい 雪を はこぶだろう
君 の若い足あと
胸に 燃え る恋も 埋めて
草は 枯れても
いのち 果てるまで
君よ 夢をこころに
若き旅人よ
赤い雲ゆく 夕陽の草原
たどる 心やさしい 若き旅人よ
ごらんはるかな 空を鳥がゆく
遠い ふるさとにきく 雲の歌に似て
や がて深いしじまが 星を かざるだろう
君 のあつい思い出
胸に うる む夢を 埋めて
時は ゆくとも
いのち 果てるまで
君よ 夢をこころに
若き旅人よ