ガードレール を飛び越えて 河原の公園を駆け降りた
午前零時 の暗闇に 光るナイフを捨てた
こん な物 持っ ていても 強くはなれないだろう
俺は ただ 他 人よりも 少し不器用なだけさ
SIXTEEN
授業さぼっ て空の上 見上げながら吸い込んだ
煙草の煙り がゆれている 青い空に消えた
こん なこと やっ ていても 何も始まらないけど
俺は まだ やり たいこと なんか何も捜せない
SIXTEEN
バカな大人 は俺達に 自由の意味を話さない
教えてくれ ることといえば 常識と平均値
そん なにも 俺 たちを モラルの型にはめて
同じ ような 当り 障り のない奴にしたいのか
SIXTEEN
頭のいい 友達は 中途退学を勧めない
けれど俺は このままじや 学校にはいたくない
夢よ りも 現 実を 見つめろと言うけれど
世界 に出て 自分 の目で 確かめるために行くよ
SEWENTEEN