ききわけのない女の頬を
一つ二つはりたおして
背中を向けて煙草をすえば
それで何もいうことはない
うれしい頃のピアノのメロディ
苦しい顔できかないふりして
男 と女は流れのままに
パントマイムを演じていたよ
※ボギー ボギー
あんたの時代はよかった
男 がピカピカの気障でいられた
ボギー ボギー
あんたの時代はよかった
男 がピカピカの気障でいられた
しゃべりが過ぎる 女の口を
さめたキスで ふさぎながら
背中のジッパー つまんでおろす
他に何もすることはない
想い出ばかり積み重ねても
明日を生きる夢にはならない
男 と女は承知の上で
つらい芝居をつづけていたよ
ボギー ボギー あんたの時代はよかった
男 のやせがまん 粋に見えたよ
ボギー ボギー あんたの時代はよかった
男 のやせがまん粋に 見えたよ
(※くりかえし)