真っ白に 真っ白になってゆくのさ
内ポケットにつめて
どこまでも どこまでも飛んでゆくのさ
頭ががらんどうさ
気がついたら散らばってる 足あとを背に
あての無いとこに着いたよ
少しずつ分かってきた 泣き言を聞いておくれ
も う 何もないさ からっぽの僕は
夢の中でひと休み 君の横顔がちらり
坂道を見つけるたび 僕は僕を疑い続ける
夢の中をひと滑り 僕は強くはないから
君を悲しませることだって 出来ちゃうんだよ
真っ白に 真っ白になった頭で
目を閉じて楽になる
今 夜が来て僕は一人ぼっち
曇って雨が降って また誰かのせいにした
水たまりは昨日と今日をつないでくれる
雨が上が れば行こう
夢の中でひと休み 君の横顔がちらり
坂道を見つけるたび 僕は僕を疑い続ける
夢の中をひと滑り 僕は強くはないから
君を悲しませることだって出来るのさ
夢の中でひと休み 夢の中をひと滑り
少しずつでも分かってきた
あきらめじゃない僕になったんだ
雨が上がれば本を捨てて町に出よう