あとわずかで今年も過ぎていく
窓の外 街の灯が キラキラしてる
明日もまた寒くなる って
そういえば あの時も こんな夜でした
遠くへ行く僕と あの故郷(まち)に残る と
決めた2人の涙を照らす冬の 星を
1人思い出して 過ぎる時間(とき)の中 で
今の 僕ならどう思ったんだろう
一日の終わるその前に いいことも いやなことも 全部
忘れないようにきっと 夜は長く静か なんだ
いつかの僕の過ちすらも 時間(とき)が流し眠りに つくんだ
目を閉じて そんなことを 考えてしまうんだ
帰り道 ガラス越しに映る顔
誇らしげに疲れてる 相変わらずな毎日
どうにか今年も終わる けど
あの時の 僕ら2人に 胸がはれるかな
僕の故郷では 今日が初雪だ と
聞こえてきたよ 元気でいますか
一日の終わるその前に いいことも いやなことも 全部
忘れないようにきっと 夜は長く静か なのに
いつかの君のぬくもりすら 時間(とき)が流し眠りに つくんだ
目を閉じて そんなことを 考えてしまうんだ
寒い夜に 2人 歩いた帰り道
お気に入りのコートも 白いマフラーも
あの日の君の笑顔も かじかんだ手のひらも
思い出すんだ ろう
長く静かな 星の降る夜に
一日の終わるその前に いいことも いやなことも 全部
忘れないようにきっと 夜は長く静かなまま
いつかの2人の涙すら 時間(とき)が流し眠りにつくんだ
目を閉じて そんなことを 考えてしまうよ
一年が終わるその前に いいことも いやなこと も 全部
思い出そうとするけど 一晩だけじゃとてもたり ないや
めぐりめぐる 時は過ぎてく だからせめて今夜だ け はずっと
君のこと 考えながら眠りにつ こうかな
ねえ おやすみ 星の降 る夜に