35℃ 冷たい手を 握りしめ 駆け出した
夏の影 振り返ることもなく 蜃気楼 背に
憶えたての歌 繰り返し くちずさみ
なにも考えず 日々は ただ過ぎてゆく
かざした左手 残 ったしびれだけが
あの日の記憶を 思い起こさせる
35℃ 冷たい手を 握りしめ 確かめた
夏の影 振り返ることもなく 蜃気楼 背に
長い信号待ち 向こう側に手を振るよ
空がキラキラと まぶしくて目を閉じた
小 さな鳥たちが 飛び立つ音を聴いた
この夢のなかにずっとはいられない
35℃ 冷たい手を 握りしめ 確かめた
どうしても伝えたいこと あるのにな うまく言えないや
きみはいつかきっと幸せになるんだろう
息もできないほど きみのことを好きだった
長い信号待ち 向こう側に手を振るよ
空がキラキラと まぶしくて目を閉じた
涙
涙
FM7/FM7/Em7/Em7/Dm7/Dm7/C/C/CM7