夕映えが染めてゆく
あなた の白いシャツを
握りしめた指さえ
いまは せつない
唇が さよならと
動くときが こわくて
道端に 咲いている
花を 見つめていた
ちいさな時計 巻き戻しても
まぶしいふたりに 帰れないのに
抱きしめた想いは
行かないでと叫びそうになる
ゆらゆらと 心に まだ 残った
愛しさにゆれて
あなたと描い てきた
未来の 景色 もただ
さよならの瞬間 に
闇の なかに消える
わかっているの 背を向けるのも
ふたりが幸せ になるためだけど
抱きしめた涙は
そばにいてと頬にこぼれる
はらはらと 心 に 閉じ込めてた
悲しみにゆれて
ふたりの胸で輝いていた
愛と いう陽射し が傾くたびに
抱きしめた想いは
行かないでと叫びそうになる
ゆらゆらと 心に まだ 残った
愛しさにゆれて
ゆらゆらと 心に まだ 残った
愛しさにゆれて