夏祭りの川のほとりで 行き帰りの人を仰ぐ
破れたスニーカーで 未来はぼんやりして
今年もまた会いに来ました 魂だけがホタルになって
ただ認められたくて ただ許して欲しくて
すれ違う幼い子を抱え た母と
遠くから聴こえてくる 夕暮 れの鐘
子守 唄でさすり ながら 母の胸で泣いた よ
風に吹かれ またど こかへ
誰かを探してる ホタルが飛んでいる
ボーダーになった心の闇は 日々の愛やら憎悪やらで
毎日スライスして やがて透き通るのかな
夕立の後に歌う 蝉の こだまは
新しい死者が残す 祈り の声か
生きる意味を奪い 去られ 飛び立ってしまった よ
そこにはただ抜け殻 だけ
踏み潰されてゆく
澄んだ水で泳ぐ魚
氷の上を滑るペンギン
大草原に眠るライオン
僕 らのパラダイス(楽園)
G A F#m Bm G A F#m Bm G A F#m Bm G A F#m Bm
どこに行けば あるのだろう 天国かな それともただ
G A F#m Bm G A F#m Bm G A F#m G
母の背中で聴か された あの幼 い子供の 子守唄 に揺られ ながら
海へ続く川に ホタルが消えてゆく