夕凪(なぎ)の海はせ つなくて
桟 橋に灯(あか)りがともる
いつか見た外国船に
今日あたり逢える気がして
懐かしいこの止まり 木は
な にもかも変わらないねと
バーテンにつぶやいたのは
俺だけの言いわけなのさ
移りゆくものに疲れ果てたから
こ の波止場まで抱かれに来た
ときに大声で泣いてみたくなり
こ の波止場まで抱かれに来た
ベイ ・サ イド・バー 待ち人は無く
ベイ・サイド・バー 待ち人は無し
古ぼけた皮張り の椅子
若 い頃覚えているか
潮騒を昔のままに
しみじみと聴かせてくれよ
わずかだが友達も いて
船 出する夢を語った
裏切りも嘘の破片(かけら)も
俺たちは決してないよと
矢継ぎ早に去る日々はまぶしくて
こ の波止場まで抱かれに来た
沈む太陽が海に眠るよう
こ の波止場まで抱かれに来た
ベイ ・サ イド・バー 待ち人は無く
ベイ・サイド・バー 待ち人は無し
ベイ ・サ イド・バー 待ち人は無く
ベイ・サイド・バー 待ち人は無し



























