彼女の部屋から見える のはどんな 景色なんだろう
猫がいるような部屋でとりあえず
ぼくは 詩を書こう ぼくは詩を書こう
緑色に輝く公園に悲し む人たちの群れ
いちばん上の窓から手を振れば どんな人がこっちを向くのか
考え ると楽しみだよ 恋人 の部屋はま だ まだ
そして朝のリズムはくり返す 夜は やがて息吹き返す
街行く人たちを見降ろして
ぼくは 詩を書こう ぼくは詩を書こう
欲望の地下鉄が走る 恋を乗 せた車は駆け抜ける
空は高く街は広いまま それが 何故だかはわからないけれど
考 えると楽しみだよ 恋人 の部屋はま だ まだ
そして朝のリズムはくり返す 夜は やがて息吹き返す
街行く人たちを見降ろして
ぼくは 詩を書こう ぼくは詩を書こう
彼女の部屋から見えるのは 街に 溶けゆく太陽か
猫がいるような部屋でとりあえず ぼくは 詩を書こう
そして朝のリズムはくり返す 夜は やがて息吹き返す
街行く人たちを見降ろして
ぼくは 詩を書こう ぼくは詩を書こう