透明人間みたいに ど こでもゆける
うらやましいだろ
教室の中でも 廊 下を走っても
みんな見てないみたい
なんて 自由なんだろ 波のない海
だれかがぼくの名前を呼んで
だれでもかまわないよ 早く
今日はやけに暑い日だよね
喉は渇いてる 伝言はありませんか?
商店街を歩いて バ スに乗りこんでも
何も起きないよ
知ってる人は何人か す れちがったけれど
見てるのはカメラだけ
ズボン のポケットの ナイフは少しひんやり
だれかぼくの名前を呼んで
だれでもかまわないよ 早く
このシャツを脱ぎ捨ててみたい
空に ほうり投げたい 伝言はありませんか?
真夜中 に目が覚め 天井に手をのばす
だれかぼくの名前を呼んで
だれでもかまわないよ 早く
景色はぜんぶ ゆがんでゆくよ
熱に うなされて おかあさん
僕は あの時 光をめざして
最 高の世界を夢に見ながら
せいいっぱいあなたの海を泳いだよ
そしてもうどこかに行きたい
世界よ僕の思い 通りになれ
いつか僕の思い 通りに 思い通りになれ


























