エレベーターの中で 2年と8ヶ月振りに
あれ程 愛した 君と昨日出会って
どぎまぎするだけの 自分が 不甲斐なかった
それで今日海辺の この町にふと会いたくなった
海へ と向って 岬が伸びていて
ゆるやかな傾斜の 坂道が 懐かしかった
小さな 露地がふたつ 重なる川端 の広場
E♭m7 G#7 C#M7 Fm7 B♭7 B♭m7onE♭ E♭aug
不思議な 占い師 がいて 僕らを呼び 止めたね
二人はこれからきっと 倖せになりますよって
残念 乍ら 予言ははずれたけど
十七歳までを 君が過 ごした この町
エレベーターの中へ 誰かに手を引かれて
現わ れた君は 純白の花嫁衣裳
どぎまぎするだけの 僕にす ぐに気付いたね
どんな顔をすればいい 時間を止めた僕に
君は おだやかに 笑ってくれたよね
岬に咲く花を みつめた 時みたいにね
君を 愛したことや 君に 愛さ れたことが
いい加減 じゃなかったねって
なんだか嬉し かった
それから君はその手の 白いレースの手袋
はずし て僕に 手を差し出したよね
君の手はやっぱり とても 暖かだった




































