花火 の季節は もう過ぎて
誰も 見向きはしないのね
あなたが 愛した証拠には
ひとにぎりの 花 火だけ
冬の 花火は おもいで花火
私ひとり 火をつける
火薬の 臭い あなたの臭い
重なり合って な つかしい
冬の 花火は おもいで花火
冬の 花火は 失恋花火
冬の 花火は こごえる花火
身を切るほど 美 しい
死ん でも忘れはしませんと
背中 を指でなぞったワ
あなたも 百まで生きようと
とても 素直に なれたワ
冬の 花火は おもいで花火
燃やし続けているうちに
つらい つらいと 云ってたころが
幸せだと 今 わかる
冬の 花火は おもいで花火
冬の 花火は 失恋花火
冬の 花火は こごえる花火
身を切るほど 美 しい
冬の 花火は おもいで花火
冬の 花火は 失恋花火
冬の 花火は こごえる花火
身を切るほど 美 しい