それはそれはいとうつくし
皆を 狂わす姫がひとり
触れたら幾千本の
棘が 身体中を貫く
この世に平穏は無い
歩き 出せば其処が戦場
慣れて腐っていくより
己賭けて日々を食い荒らせ
命 短し恋せ よ乙女
あの日見た運命を信じてる
此の儘もっと 高 く遠くへ
あの月みたいに 輝いたその瞳は
何をうつしていますか 少し哀 し気でしょうか
戻らない過去と 十五 夜の微笑み
兎は鳴いた
はらりひらり舞い散る花
纏っ た紅色の衣を
あなたは綺麗だと言った
その声が今も胸を焼いた
待ち惚けより探 しに行くの
わたしは未だお家に還れない
此の儘もっと 高 く遠くへ
あの月みたいに 揺らめいたその瞳は
何を見つめていますか 少し淋 し気でしょうか
とどいた未来 十五夜 の誘い
兎は泣いた
気高く強く闇を切り裂いて行け
本当のわたしの姿うつす水面は言う
此の儘もっと 高 く遠くへ
あの月みたいに 輝いたその瞳は
何をうつしていますか 少し哀 し気でしょうか
戻らない過去と 十五 夜の微笑み
A N.C.
兎は鳴いた
※この楽曲のコードは楽器.meが独自に採譜したものです。