もう随分長い間 見ることもないが
遠い日のぼくの春には つばめがとぶ
歩いているぼくのそばを うねるように泳いでく
流れの中の鮎のような あの つばめ
つばめも来なくなった この町で
何も変ってないように 春を迎えた んだ
もう随分長い間 見ることもないが
遠い日のぼくの夏には トンボがうかぶ
気づかないようなふりをして ぼくをからかった
瞳の中に顔があるような あのトンボ
トンボもいなくなった この町で
なにも変わってないように 夏を迎えた んだ
もう随分長い間 きくこともないが
遠い日のぼくの秋には 歌う虫たち
秋の夜が うたにつつまれ きれるように すきとおり
ぼくは 虫のうたにかこまれ 夜とひとつになる
あのうたも死んでしまった この町で
何も変ってないように 時はめぐってゆく
※この楽曲のコードは楽器.meが独自に採譜したものです。




























