いちかばちかの博打うち
好きでそんした お前だが
笑顔で待つは港 の
夕焼け空の中
明日が見えない
しのぎの俺に
晴れたらいいネと
かわいい顔して
言うじゃねえかよ
二度惚れの女
夢も見ました若い頃
いつかやるぞと息巻いた
すなおについてきた女よ
夕焼け空の中
心は見せない
いかれた俺に
飲んだらいいネと
つらい顔なんか
どこへやら 二度惚れの女
好きではじめた この稼業
後ろ見てたら進めない
涙をためてみただけの
夕焼け空の中
一人じゃいけない
この先どこへ 幸せだからと
すてた言葉がつきささる
二度惚れの女
飾るものなんかいらないと
いじらしいのが泣けてきて
お前が映るたそがれの
夕焼け空の中
ひとつの命に
重なる心 どんなになろうと
俺の立つ瀬を忘れない
二度惚れの女 二度惚れの女