眼鏡の奥 澄んだ眼で 活字をたどる
F GonF Em7 Am7 D7(9) G7sus4 G7(9)
声かけて 気づかずに 本を読むひと
下を向いて かき上げる くせのない 髪
私が いるのさえ 忘 れてる
静けさの 似合う ひと
時折りの せきばらい
頁を めくる音だけ
ひっそりひびく 穏や かな 夜
お茶を入れて そばへ置くと やっと眼を上げ
F GonF Em7 Am7 D7(9) G7sus4 G7(9)
低い声 ありがとうと やさしく笑う
眼鏡を置き まぶしそうに 眼をしばたいて
突然 好きだよと 照れて言う
ここへ来て そばへ来て
読みかけの 本は伏せて
愛しさが こみ上げてくる
あなたの全て 愛しくて
あなたと 暮らしてもいい
このままで 暮らしましょう
このままで 穏 やか に
※
※繰り返し